十二月の便り

これまで11月らしからぬ温かな日が続いてきましたが、12月に入ったとたん、まさに冬本番の訪れを感じさせる冷え込みがやってきました。

「師走」とは、年の瀬に僧侶までも忙しく走り回ることをあわらしているといわれます。二中でも、11月の期末テストを経て、今まさに2学期の成績処理や三者面談、3年生の入試に向けた書類作成、出願準備等で、毎日忙しく仕事をしています。生徒も教員も、4月に立てた目標がどれくらい達成できているのか、改めて振り返り、1年を締めくくりたいものです。そのための一つとして、保護者の皆様や生徒、学校職員に「学校評価アンケート」をお願いしています。その評価やご意見を参考に、今年度残りの3か月、そして来年度に向けた改善策を検討していきたいと考えています。 

さて、3年生はいよいよ受験シーズン。あと1か月あまりで私立入試当日を迎えることになります。勉強は、もちろん個人の努力が大切ですが、家族や友人、先生など、周りの支えがあればこそ、初めての体験である入試という試練に耐えることができます。3年生の教室では。友達と教え合ったり、朝や放課後に自習をしたりといった光景が見られます。自分の目標に向かって最後まで粘り強く頑張ってほしいと願っています。

新型コロナに加えて、この時期はインフルエンザやノロウイルスなどの感染症も心配です。ご家庭でも、改めて、マスクの着用や手洗いの励行を呼びかけていただきたいと思います。

12月24日から1月5日まで冬休みとなります。交通事故やけがに気をつけ、病気にならないように、適度な運動と栄養、睡眠で健康を維持し、1月6日の始業式には、皆が元気な姿で再開できるよう願っています。 

少し早いですが、来たるべき令和5年が皆様にとって素晴らしい一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。