十月の便り

秋の一大イベントである体育祭が終了しました。昨年に続いて、種目のやり方を工夫したり、保護者の観戦人数を限定したりと、新型コロナ感染防止を考慮して実施しました。1年生にとっては中学校初めての体育祭で、小学校との違いに驚きながらも感動の声がたくさん聞かれました。2年生にとっては、来年自分たちが中心となって行うことや3年生の先輩方の動きから学んだことなどの感想が聞かれました。そして中学校生活で最後の体育祭となる3年生にとって、一つ一つが大切な思い出となったようです。今年は「自分たちで作り上げる体育祭」を目指して、応援や係の仕事など、生徒自身が本当によく考え動き、立派な行動を見せてくれました。感動の体育祭を実現してくれました。

さて、体育祭翌週の9月24日からは支部新人大会が始まりました。既に、陸上競技、ソフトテニス、野球などの競技が開催され、2年生と1年生の新しいメンバーでの熱戦が繰り広げられています。これからの成長と活躍が楽しみです。

また、10月27日に開催される文化祭に向けて、各クラスの合唱練習も始まりました。今の中学生にとっては、コロナで全く合唱ができなかった3年間を過ごしてきて、全員が初めての合唱になります。制限下での合唱ですが、クラスが一つになった歌声が楽しみです。

部活動を引退した3年生にとって、これからいよいよ受験勉強の正念場です。9月の生活習慣アンケートからは、6月末のアンケートに比べて、3年生の学習時間が大幅に増えたこと、就寝時刻が遅くなったこと、睡眠時間が短くなったこと、等の結果が明らかになりました。学習時間の確保は大切ですが、下校してからの時間をどう過ごすか、毎日の計画をしっかりと立て、健康で充実した生活を送ることができるようにしてほしいと思います。

10月も、全校生徒が持てるパワー全開で、「文武両道」の実現を目指して力を発揮できるよう応援してまいります。