暑中お見舞い申し上げます。例年にない早い梅雨が明けのあと、戻り梅雨のような天候が続いていましたが、本格的な夏の暑さとともに、学校も長い夏休みに入りました。

新型コロナ感染者の急拡大で心配された支部総体・県総体や県吹奏楽コンクールも、観客を入れ替え制や人数に上限を設けたり、男女別日程にしたりするなど、感染防止対策を徹底することにより、全て無事に開催することができました。

５月２８日の体操競技を皮切りに、７月１７日までの約２か月間にわたり支部総体が開催されました。どの試合も手に汗握る熱戦が繰り広げられ、どの生徒も真剣に競技する姿に触れ感動の毎日でした。中でも、女子ソフトテニス団体戦では、あるペアが１時間にも及ぶゲームを展開し、最後の最後まで諦めることなくボールを追い、風を考えて打ち返す粘りを見せてくれ、会場に感動を呼ぶ試合を見せてくれました。

支部総体の結果、体操競技部男子個人１名・女子個人２名、剣道部男子団体・女子団体・女子個人１名、柔道男子個人１名・女子個人１名、陸上競技部６名が県総体に出場することができました。残念ながら、室内競技（剣道、柔道）については無観客での開催となり、保護者や教員の応援はかないませんでした。

県での大健闘の結果、陸上競技では、共通男子８００ｍＢ決勝で、渡邉翔悟さんが２年生ながら３位に入りました。また１年女子１００ｍ決勝に出場した西山凛星さんが見事優勝しました。剣道男女団体も、最後まで粘りを見せ、今年も有終の美を飾ってくれました。

また７月２８日には県吹奏楽コンクールが開催され、本校吹奏楽部はＢ部門（３０人以下）で銀賞に輝きました。

８月１０日には神奈川県平塚市で開催される関東陸上競技大会に１年生の西山さんが出場することが決まっています。関東大会本番で実力を出し切れるように願っています。

各部のみなさん、たくさんの感動をありがとう。

この先、陸上競技部の長距離（駅伝）、吹奏楽部と美術部を除いて、３年生は部活動引退となります。部活動を引退した３年生には、部活動と同様に、粘り強く最後まであきらめない気持ちを強く持って学習にも励み、それぞれの目標に向かって努力してほしいと願っています。

９月１日の２学期始業式の日に、ひと回りもふた回りも成長した生徒の皆さんに会えることを楽しみにしています。