七月の便り

6月のうちに早くも梅雨が明け、ここ連日これまでにない猛暑が続いています。幸いなことに、教室での授業は、3年前に整備された空調設備のおかげで、生徒たちは快適な環境で学習に取り組むことができ、本当にありがたく、市教育委員会の皆様をはじめとした関係の皆様に感謝申し上げます。

しかしながら、厳しい暑さの中で、汗をかきながら体育や部活動などに取り組んでいる姿を見ると、いつの時代も子どもたちの頑張る姿は変わることがないなぁと改めて感じます。これからも暑い日が続くようです。こまめな水分補給と休憩をとるなど、熱中症対策を十分に行いながら、無理にないように取り組んでほしいと思います。

さて、7月21日から夏休みになりますが、明日7月2日(土)からは、部活動の集大成である支部総体がいよいよ始まります。また、夏休みに入ってからになりますが、吹奏楽コンクールも開催されます。これまでの先輩たちに負けないよう、これまでの練習で培った実力を存分に発揮し、悔いのないプレーや演奏ができるよう期待しています。

また、3年生にとっては学習面でも特別な夏休みになります。「夏を制するものは入試を制する」の言葉もあるとおり、計画的に受験勉強を進めてほしいと思います。1,2年生もこれまでの復習に力を入れ、苦手教科の克服に取り組んでほしいものです。

特に1年生は、小学校の学習の「学び直し」をおすすめします。算数のつまずきなどを市販のドリルなどを使って克服しておくことで、2学期からの学習につなげてほしいと思います。

最後に、匝瑳市の夏と言えば8月4日・5日に開催される祇園祭です。ここ2年間はコロナの影響で中止となっていましたが、今年は時間やコースを短縮するなど感染防止対策をしながらの開催となるようです。生徒の皆さんも、周囲との間隔を十分にとったり、マスクなしでは話をしないなど、コロナ感染に十分注意しながら、市民の一員として可能な範囲で参加してほしいと思います。また、このほかにも地域の伝統行事がある際は、同様にコロナ感染防止対策をしながら参加するなど、郷土愛を深めてほしいと願います。

生徒の皆さんが充実した夏休みを過ごすことを祈っています。