五月の便り

暖かな風と緑鮮やかな新緑の季節となり、強い生命の息吹を感じます。

今年のゴールデンウィークは、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の適用がない休みとなりました。全国的には感染者数の減少傾向にあり、特に若い世代は感染しても重症化しにくいという報道もあるため、「これくらいは、もう大丈夫だろう」という気持ちになりがちです。しかし、新型コロナウイルスの新たなタイプが確認されたり、このゴールデンウィークの人々の行動から、今後再び感染者数が増加傾向に転じることも懸念されるところです。

本校では、5月中旬から6月初旬にかけて、修学旅行や校外学習が予定されています。生徒たちが安全に楽しく校外学習に参加できるようにするためにも、引き続き、感染防止対策の徹底と行動が求められます。

新年度の新しい環境のもと緊張の中で頑張ってきた生徒たちには、休み明けに充実した活動ができるよう、これまでの疲れを十分にとってほしいと思います。

さて、4月7日の始業式、4月8日の入学式を皮切りに、学年や学級の活動も順調にスタートすることができました。この1か月間、きちんとした姿勢で、先生の話を集中して聞く生徒たち、元気な声で挨拶する生徒たちの姿に触れ、とても頼もしく、これからの活躍が期待されます。

部活動では、依然として無観客や応援の制限はあるものの、試合や練習試合の制限はほとんどなくなり、かつてと同様の大会が開催されています。

先日4月9日には全日本少年野球大会千葉県大会東総地区予選と千葉県中学校卓球大会東総地区予選が、16日・17日には北総地区中学校バスケットボール大会が、23日には北総地区中学校陸上競技大会が開催されました。そして30日から5月7日にかけては千葉県U15バスケットボール選手権大会東総地区予選会が開催されています。

放課後の体育館やグラウンドなど、毎日、元気に活動し、大きなかけ声や全力で走る姿など、とてもまぶしく頼もしく感じます。1年生も仮入部を経て正式入部となり、先輩とともに頑張っていて、とてもうれしく思います。

 4月28日にあった全校集会で、テレビ画面を通じてではありますが、全校生徒に「挨拶が君の道を開く」「やるっきゃない」というテーマで話をしました。

 (1)  「挨拶が勝負だ」というくらい挨拶は大事

 (2)  相手の気持ちを引きつける挨拶で、良い方向に向かっていく

 (3)  うまくいかないことがあっても、誰かのせいにせず自分が「やるしかない」

 (4)  今は頭、体、心を鍛える時期。
たくさんのことに出会い、感じ、悩み、考え、そして自分から行動を。

     『あなたの人生を「素晴らしい人生」にするためには、
      あなたはどんな考えをもって生きれば良いでしょうか。』

保護者の皆様には、お子様の頑張っている姿を認め、
                     励ましてくださるようお願いします。