三月の便り

今日から3月。今週に入り、日中は15℃を超える暖かい日が続き、春の訪れを感じさせる陽気となりました。

茶道の世界に「一期一会」という言葉があります。春は別れと出会いの季節と言いますが、4月に待っている様々な新しい出会いに期待を膨らませて残り1か月を過ごしていきたいと思います。

さて、2月21日(火)・22日(水)の2日間にわたり、3年生は公立高校の本検査を受けてきました。予定していた生徒全員が受検することができ、ほっとしているところです。あとは3日(金)の発表を待つばかりです。3月7日(火)には3年生を送る会が行われます。昨年は新型コロナ対策として、1・2年生は発表順に入れ替え制としたり、合唱を中止して合奏にしたりと、制限下の中、工夫して実施しましたが、今年は生徒全員が一堂に会し、さらには保護者の方にも会場でご覧いただけるようにいたしました。3年生にとっての貴重な思い出の1ページとなるよう、在校生は少ない時間を上手にやりくりしながら、今、熱心に準備や練習に励んでいます。

そして3月11日(土)は本校55回目の卒業証書授与式、本年度の卒業生は118名です。義務教育9年間の集大成として、心身ともに大きく成長した118名の立派な姿が見られることが今から楽しみです。

今年の卒業証書授与式は、卒業生とその保護者の方に加えて、在校生全員が出席し、そしてご来賓の方にもご臨席いただき執り行います。全員で卒業を心からお祝いしたいと思っています。

これまで過ごしてきた八二中での生活を思い出し、「八二プライド」を忘れずに卒業後の人生を、胸を張って歩んでいってほしいと願っています。

卒業生の前途に幸多かれとお祈りいたします。 

4月から始まる令和5年度が、卒業生、在校生にとって、健康で安全な素晴らしい年になることを心より願っています。